判子の種類と選び方 上手な判子の押し方も伝授します!!

判子 はんこ

宅急便が来たとき、通帳を作るとき、会社での伝票にといろいろな場面で使われますね。この判子、種類があって使い分ける必要があること、ご存じですか?

ここでは判子の種類と選び方、また上手な押し方までお伝えしたいと思います。

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判子の種類は何がある?

判子には個人のものと会社のものとありますが、ここでは個人の判子について説明したいと思います。

判子の種類は4種類。実印、銀行印、認印、訂正印があります。

実印

実印とは、住民登録をしている市区町村の役所、役場に印鑑登録をして初めて法的効力をもつ判子です。役所、役場から印鑑証明が取れ、不動産取引、公正証書の作成、銀行での融資を受ける場合などに使われます。使うときには、印鑑証明が必要になってきます。

ここまで書いて分かったと思いますが、判子の中では一番重要なものです。自分だけの判子でなければならず、1人につき1つの印鑑しか登録できません。名字が同じだからと言って、家族間での共有は不可となります。なので、フルネームで実印を作る人が多いです。

印鑑証明と印影が同じでなければならないので、変質しやすい材質で作るのはNGです。

印鑑登録できる大きさに条件があって、印面の直径が8mm以上24mm以内となっています。

銀行印

銀行や郵便局などの預貯金口座開設時に使う判子です。保険や証券などの契約時にも使います。

1つの銀行印でいくつもの金融機関で使うことは可能ですが、万が一なくした場合、すべての金融機関で改印届けが必要になるので、できれば銀行ごとに使い分けられれば理想的です。

家族間でも分けてください。

多くの人は名字で作りますが、名前でも作ることは可能です。(私はそうです) 特に女性は結婚で名字が変わる方が多いので、名前で作っておくと便利です。

名字でも名前でも言われることですが、銀行印には横書きがいいとされています。縦書きだと、お金が縦に流れていくと言われているからです。

認印

印鑑登録されていない、日常で使う判子のことをいいます。一般的な書類作成時に使います。押印することで、「目を通しました」「了解しました」といった意思表示を表します。(伝票や回覧板など) 通常、名字で作ることが多いです。

三文判というものもありますが、三文判は100円ショップなど、大量生産で作られた安価な値段の判子を指す言葉で、これを認印にすることも、銀行印にすることも、登録してしまえば実印として使用することも可能です(あまりおすすめしませんが・・)

訂正印

簿記印ともいいます。書類の誤りに押す判子のことで、5~6mmくらいの小さいものをさします。ただし、重要な契約の書類の訂正には、実印が使われることが多いです。実印以外だと、他人でも修正できてしまうからです。

シャチハタとは

シャチハタについても説明しますね。

シャチハタという言葉は、なんとなく普通名詞になりつつありますが、実際には固有名詞です。シヤチハタ株式会社が製造・販売しているインク浸透印のことをいいますが、そこから意味が広まって、文字がゴムに彫られており、朱肉の代わりにはんこの内部に詰めたインクが少しずつにじみ出る仕組みで押される判子のことを指すようになりました。

シャチハタはだめ と言われることがありますが、それは、文字がゴムに彫られていて劣化しやすいから。印影が大事になってくる実印や銀行印では使えません。

また、朱肉でなくインクを使うので、紫外線に弱いインクだと印影が見えずらくなる恐れもあります。シャチハタを使えるのは、認印だけです。認印でも会社の伝票などで使うものはシャチハタを避ける方がいいでしょう。

判子の選び方のポイント

判子を選ぶときは、材質印面の書体の両方に注意しましょう。

まず、材質ですが、象牙、牛角、水牛、チタン、柘などがあります。

このなかでおすすめするとしたら、象牙です。持っている人も多いのではないでしょうか。色はアイボリー。高級感があり、虫食い、ひび割れ、変形などに強く、一生使う実印などには一番のおすすめです。「印鑑の王様」とも呼ばれており、これで作れば間違いないと言えます。

ついでおすすめなのが、牛角です。別名オランダ水牛。深みのあるグレー色から飴色をした白物まで、色の幅もあり、斑模様の出方も1本1本違うので、自分オリジナルを求める人には最適です。水牛といいますが、実際は陸牛が素材になっています。

黒水牛の漆黒の黒色を好む人も多いです。乾燥に弱いので、保存場所には気をつけてください。

柘は植物素材の中では一番印鑑に適していますが、木製ですので、耐久性に難があります。若い人、よく判子を使う人にはおすすめできません。

ここまでの材質はすべて手彫りができます。

金属材質で、医療器具や宇宙開発などにも使われるチタンは耐久性には優れていますが、機械でしか彫刻できないのが難点です。機械ということは、同一のものができてしまうので、実印などにはおすすめできません。

印面の書体は、篆書体(てんしょたい)、太枠篆書体(ふとわくてんしょたい)、吉相体(きっそうたい)、隷書体(れいしょたい)、古印体(こいんたい)などがあります。

この中で、実印に適するのが、篆書体(てんしょたい)です。聞き慣れない書体名ですが、実はよく目にするものに押されています。それはお札です。お札に赤い丸で囲まれた印が押されていますが、そこに書かれている書体が篆書体(てんしょたい)です。歴史で習った「漢委奴国王」の印影も篆書体(てんしょたい)です。文字の形が現在とは異なり複雑で、偽造もしにくいため実印には適していると言えます。

太枠篆書体(ふとわくてんしょたい)も実印にも銀行印にも適してます。ベースは篆書体(てんしょたい)で、外枠の丸の部分が太く、文字が軽やかな印象になるため、女性い好まれやすい印影になります。

吉相体(きっそうたい)は別名印相体とも言われ、開運印鑑だと謳って作るところが多いです。それよりも、デザイン的な美しさを求めることができ、判読も難しいため、銀行印として好まれます。

隷書体(れいしょたい)は篆書体(てんしょたい)から派生した書体で、流れるような文字の形状が美しい書体です。お札にも使われています。読み取りやすい文字のため、認印に適しています。

古印体(こいんたい)は隷書体(れいしょたい)から派生した書体。文字の丸さが特徴。柔らかく雅な感じを出せます。読み取りやすいので、認印向きです。

判子の上手な押し方とは

判子を上手に押すときには、次の4つのポイントに注意してみてください。

①持ち方

判子を持つときには、鉛筆と同じ持ち方から入ってください。(右利きの場合)人差し指が上にきて、左に親指の腹、右に中指の横を当て、3点で支えるように持ちます。

②捺印マットの使用

判子を押す面の下には捺印マットを置きましょう。これを使うだけで、押しやすさが全然変わってきます。もし、出先で捺印マットがない場合は、ノートや厚めにたたんだ新聞などで代用しても大丈夫です。

③朱肉のつけ方

朱肉のつけ方も重要です。まず、たくさんつけすぎないこと。朱肉にグッと押しつけるとつけすぎの原因になりやすいので、気をつけてください。判子の重みだけでつければ大丈夫です。

④押し方

押すときには、向きが正しいか、必ず確認しましょう。そして、押すときには左手を添え、判子をまっすぐに降ろしたら、「の」を描くように押していくのがコツです。最後に上下左右に動かしたら完了です。

まとめ

いかがでしたか?

生活のいろいろな場面で使われる判子。これから買うときの参考に、そして押すときのコツもしっかり押さえてもらえれば嬉しいです。

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